韓国のドルメン

2007,5月10日 韓国から帰る途中安さんのご好意で寄ってくださった

 

 

 

 

 


1.ドルメンの定義

ドルメンとは巨大な石()を利用して築造した巨石記念物の一つで地上や地下に屍を埋める石室を作り、上に大石で覆いだ先史時代のお墓である。これはメンヒル、列石、環状列石、石棺墓といっしょに巨石文化の一種である。
ドルメンを日本ではドルメンを支石墓と呼んでいる。中国ではドルメンを石で作った家という意味として石棚と言うが、墓部屋が土の中に埋められていて大石だけ現われているドルメンは‘大石で墓部屋を覆いだお墓’という意で大石蓋墓といって区分している。他の地域ではドルメンを意味する
'ドルメン(韓国ではコインドルと言う)'やドルメンを含む石造物は巨石と呼ばれる。

2. ドルメンの起源

今までの学説によると、韓国のドルメンの起源は大きく北方起源説、南方起源説、独自発生説の三つの説がある。
北方起源説は韓国のドルメンが他の青銅器文化といっしょに、北の方から韓国に伝わったという見解である。代表的な青銅器文化遺跡のドルメンが正に北方の石板墓で発展したと見て、石墓の蓋が大きくなりながら蓋石式ドルメンになり、お墓が地上に上がって来ながら北方式ドルメンとなったと見る見解である。
南方起源説は東南アジアより海を渡って伝わって来たということである。米農事といっしょに他の諸般の文化が青銅器時代を前後して伝えられ始めて、韓国で平安道、黄海道、全羅道などの西海岸に沿ってドルメンが集中分布し、南方文化の要素の卵生説話とドルメンの分布地域が一致するという点に根拠している。
独自発生説(自生起源説)は韓国のドルメンが周辺地域で影響を受けて作られたのではなく、わが自体で発生されたのという見解である。その理由でドルメンが韓国に最も密集されていて形式も多様であり、近所のドルメンより時期的に先立つということを挙げている。

3. ドルメンの形成年代

ドルメンが作られた時期はそこで出た遺物を見て見当がつく。韓国では新石器時代とも言い、青銅器時代と見たりする。新石器時代と推定するのはドルメンの周辺で出たテン石器、櫛の歯土器(櫛文土器)の多くの欠片で推して按じて見るのである。青銅器時代という主張は又、紀元前2000年代末、1000年代初期、1000年代中期などの三つの説がある。
一般的に韓国のドルメンは今から約3千年前に作られたのと見ている。

4.機能

一番目は、墓としての機能である。
ドルメンがお墓というのはドルメンが一所に群れを成して分布していたり、人の骨が出土されたりするのが、その証拠である。

二番目は、祭壇としての機能である。
ドルメンを築造した社会ではいろんな多くの集団の協同と結束力に念を押すためにどんな象徴的な記念物が必要であった。自然に結束されたいろんな多くの集団の公共集会または他集団との境界を標示するために祭壇の意味を持ったドルメンが建立されただろう。

三番目は、墓域を象徴する記念物としての機能である。
墓域を象徴するということは墓域造成集団の権威と威容を表わしたり、単純墓域標示機能をしたということである。